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「治験推進のための産官学合同フォーラム」のご報告

 投稿者:西塔京四郎  投稿日:2004年11月 3日(水)20時51分24秒
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  今日、
「治験推進のための産官学合同フォーラム」
(主催:日本医師会治験促進センター)
が日本医師会館(東京)であったので、
無料だということもあり参加してきました。

何百人も入る大ホールで、
参加者の方は医療機関、製薬企業、SMO、SMO
と治験従事者ばかり。

治験活性化等について、
会場からの質問の時間があって、
思わず発言(発現?)してきました。

いやぁー、大勢の前で話すのは緊張しますね。
私が以前勤めていた会社の人も結構来てたので、
完全に正体がばれてしまいました。
明日、あちこち言いふらされているのかな。。。

私の発言の要旨は、次のとおりです。

1)市民への治験啓発が必要だとみなさん言っておられるが、
  ボランティアという言葉は適切だろうか?
 
2)ボランティアというと第1相治験(人体実験)を想像してしまうので、
  治験啓発においては、はたして効果的だろうか?
 
3)第1相の治験と違って、
  第2相・3相の被験者はボランティアである前に患者であり、
  治療を受けるために治験に参加する。
  ボランティア目的で参加するのではない。
  治験は「治療試験」の略語と言われるように、
  「治療」を受けられる可能性があることをアピールした方が、
  参加するのではないだろうか?

4)被験者が通常の患者と異なるのは、
  患者会のように相談できる横のつながりがないこと。
  被験者が相談できるような窓口を、
  製薬協、厚生労働省、医師会などで作れないか?

5)数年前、厚生労働省が治験実施情報をデータベース化し、
  被験者が検索できるようにすると発表されたが、
  結局できたのは、製薬協の作ったデータベースで、
  しかも、内容・表現がわかりにくい。
  治験啓発もいいが、被験者サイドに立ったシステムが必要だ。


1)については、大分大学の中野重行先生が答えてくれました。
中野先生ありがとうございます。

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ヘルシンキ宣言にあるように、
被験者は「ボランティア」でなければならない。
ここで「ボランティア」とは「自発的に参加」するという意味だ。
欧米では常識であり、おかしくはない。
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そう言われると確かにその通りです。
被験者は誰からも強制されず、自由意志で参加するべきです。
ただ、日本での「ボランティア」と欧米での「ボランティア」、
若干意味が違います。
日本では、「自己犠牲精神」というニュアンスさえあります。
困ったものです。

治験に「自発的」に参加するのは「当然」なのだから、
「治療」できるかもしれない(プラセボだと「治療」できないけど)
という点の方を強くアピールすれば、
参加してみようという気になると思うのですが。。。

もう少し、この点については、考えをまとめてみたいと思います。


【自爆したかも】

(((((ドッカーン)))))⌒⌒⌒⌒( x~x )ムギュ

 私が1)~5)のように発言すると、
 会場が静まり返ってしまって、
 あ~、やっちゃったかな!
 と、ちょっぴり後悔しました。

 発想が、患者の視点だから、
 治験従事者の方には、うっとおしく感じたかもしれません。
 場の雰囲気を壊すつもりは全然なかったんですよ。

 司会の方(確かアナウンサー)に、
 話はできるだけ完結に!
 と、やや怒った感じで注意されました。
 確かにちょっと話が長かったかもしれません。
 多分、話の長さ以上に
 進行を妨げる偏ったイデオロギーを持った要注意人物だ
 と警戒されたのでしょう。

 これで、ブラックリストに載ってしまった私は、
 今後、似たようなシンポジウムがあって、
 質問タイムで手を上げても、
 発言させてくれないかも。。。(泣)
 
 
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